4つの学習方法

集団授業

 中学生以上の学年は、原則として一斉に指導する「集団授業」を中心に授業を展開します。一斉に学習することで時間の無駄を省くとともに、競い合うことで学習効率を上げることも目指します。
重要語句の説明」や「公式の解説」「重要構文の解説」といったものは集団授業で効率よく行います。また、「問題演習」と「確認テスト」も集団授業で行うことで個々の競い合いと時間の感覚も養います。また、上に記した内容の授業は集団も個別も同じように進められ、個別指導」の柔軟性よりも「集団授業」による効率性の方が勝り、時間やコストの面、優秀な人材の指導を皆が受けられる点でも「集団授業」が適していますある程度の高校に進学を希望するならば、これらの内容には「集団授業」でついて行けなければ、希望進路は達成できないと考えた方がよいでしょう。

個別指導

 「集団授業」では十分に対応できない内容や学年は当然あります。「集団授業」が全て優れているわけでも、「個別指導」が万能な訳でもありません。個人的な質問」や「再テスト」、「不得意教科・分野の対策」など、指導者の人材資源が許せば「個別指導」の方が勝ります。このような内容はできるだけ個別に対応します。これらの内容は学習進度の差があっても、個別で対応できるので安心して指導が受けられます。「集団授業」では時間の無駄とやり残しが出る「解くこと」「覚えること」を必要とする確認テストのやり直しや、「集団授業で理解や演習が十分でなかった分野」を、前進塾では追加費用不要の「土曜講座」で個別に対策します。
 また、小学校では、まだまだ「教科担任制」が進まず、未だに多くが「学級担任制」のため、担任の持つスキルの違いなどにより、同じ学校でもクラスにより大きく学習進度や生徒の理解度が異なる場合も多々あります。また、小学生は習い事が多く特定の曜日を指定して授業を組むと受講できない子供たちが生じてしまいます。そこで、前進塾では小学生クラスの指導は曜日を自由に選択できる「曜日選択制の個別指導」で構成しています。そのため、個々の習い事にも支障が少なくなっています。
 お子様により習熟度が大きく異なる未就学児対象の「幼児クラス」も、「小学生クラス」に準じた「個別指導」による教科指導を行っています。

自立学習

 「集団指導+個別指導」で学校での学習内容を概ねカバーしますが、「学習が十分でない分野のある」場合や「さらにステップアップを目指す」場合など、各自が学習内容を決めて行う学習が「自立学習」です。その他にも、「検定の対策学習」や「学校の宿題」など学習内容は自由に選択できます。
 全学年について、この「自立学習」も考えて定員を設けているため、事前届出の選択制にはしていますが、各学年とも指定時間内であれば毎日でも塾で学習することもできます。時間帯の制約が多少ありますが、質問への応対やプリントの準備も行うことができます。

家庭学習

 家庭学習」は塾や学校での学習内容を復習し自分のものにする、大切な時間です。前進塾では、基本的にテキストのページ指定による宿題ではなく、「家庭学習」では重要事項を覚えるための復習を中心とした学習を行うことを主とします。達成度は次回授業日の「確認テスト」や「単元テスト」等で随時チェックし、不十分な場合はやり直しをします。
 前進塾では、質問したくてもなかなかできない「家庭学習」でも、専用アプリやLINE等で質問を受け付け指導を実施し知識の定着を図ります。指導方法は、文書の他、画像を用いたり、必要に応じてオンラインでも指導します。特に、定期テスト期間や入試前は役立つことが多いようです。